十分駅(シーフェン/じゅうふん えき、英語:Shifen Station)は、台湾新北市平渓区にある台湾鉄路管理局平渓線の駅。
歴史
- 1929年10月1日 - 十分寮駅として開業。
- 1962年12月15日 - 十分駅と改称。
- 2001年7月16日 - 三等駅より丙種簡易駅に降格。瑞芳駅管理となる。
構造
- 単式・島式ホーム2面3線の地上駅。平渓線の単線区間で唯一行き違い可能で、タブレット交換が行われる。
のりば
利用状況
年別利用推移は以下のとおり。
駅周辺
台湾ではランタン(天燈)に願い事を書き、空に飛ばすと願いが叶うとされており(この風習を「天燈上げ」と呼ぶ)、十分駅はそのメッカと言える場所。単線の平渓線では、日中約1時間毎に上下線1本の列車がこの駅で交差(行き違い)する。列車がいない時間帯には駅から約300mの線路沿いに観光客の入場が許されており、写真撮影やランタン飛ばし(天燈上げ)を行うポイントになっている。線路沿いの飲食店・民芸品店・ランタン店は合わせて140軒あり、これらは線路すれすれの場所に位置しており、列車入線時には写真を撮る人や手を振る人で賑わう。
- 十分老街
- 十分瀑布
- 眼鏡瀑布
- 基隆河
- 新平渓煤礦博物館区
隣の駅
- 台湾鉄路管理局
- 平渓線
- 大華駅 - 十分駅 - 望古駅
脚注
外部リンク
- 台湾鉄路管理局
- 駅と周辺情報>十分 (日本語)(中国語)(英語)
- (旧サイト)宜蘭運務段 十分站 - ウェイバックマシン (繁体字中国語)
- 他
- 鉄道ホビダス 編集長敬白 忘れえぬ駅・平渓線十分。2007年5月27日更新 (日本語)




