酒屋町(さかやちょう)は、新潟県新潟市江南区の町字。丁番を持たない単独町名であり、住居表示未実施区域。郵便番号は950-0324。
概要
1957年(昭和32年)から現在までの町名。信濃川と小阿賀野川の合流点に位置する。1901年(明治34年)から1957年(昭和32年)まであった大字酒屋が改称して成立した。もとは江戸時代から1901年(明治34年)まであった酒屋村の区域の一部。
隣接する町字
北から東回り順に、以下の町字と隣接する。
- 花ノ牧
- 嘉瀬
※小阿賀野川を挟んで市之瀬、覚路津と隣接。信濃川を挟んで西酒屋、獺ケ通と隣接。
歴史
- 1901年(明治34年)11月1日 : 合併により両川村の大字となる。
- 1957年(昭和32年)5月3日 : 合併により新潟市の大字となる。
- 2007年(平成19年)4月1日 : 新潟市の政令指定都市移行により、江南区の大字となる。
世帯数と人口
2018年(平成30年)1月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである。
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。
主な企業・施設
- 新潟市立両川小学校
- 新潟市立両川中学校
- 酒屋郵便局
- 第四北越銀行 酒屋支店
文化
- 酒屋松坂
- 結婚式などの祝いの席で唄われる祝儀唄。酒屋に立ち寄った瞽女たちが伝えたという説と、会津からの船乗りが伝えたという説がある。
- 酒屋太々神楽
- 酒屋神社の大祭に奉納される神楽。記紀の神話を題材とした十二舞の大神楽と、六舞の小神楽がある。衣裳の美しさと踊りの優雅さが特徴で、出雲の流れをくむものといわれる。明治初期には酒屋に伝わっていた。
交通
道路
- 高速道路
- 東日本高速道路
- 磐越自動車道
- 酒屋バスストップ
- 磐越自動車道
- 県道
- 新潟県道1号新潟小須戸三条線
- 新潟県道247号沢海酒屋線
バス
- 新潟交通路線バス
- 郊外線(鳥屋野方面)
- 酒屋停留所(県道1号沿い)
- S2 鳥屋野線(S22・23系統のみ。新潟駅・古町方面 - 酒屋 - 小須戸方面)
- 酒屋停留所(県道1号沿い)
- 郊外線(石山・亀田方面)
- 酒屋三方停留所 - 両川農協前停留所 - 酒屋郵便局前停留所(いずれも県道247号沿い)
- S9 亀田・横越線(S97系統のみ。万代シテイ・新潟駅前 - 亀田駅西口 - 江南区役所 - 酒屋車庫)
- 酒屋三方停留所 - 両川農協前停留所 - 酒屋郵便局前停留所(いずれも県道247号沿い)
脚注
注釈
出典
参考文献
- 角川日本地名大辞典 編纂委員会『角川日本地名大辞典 15 新潟県』(株)角川書店、1989年10月8日。ISBN 4-04-001150-3。
- 『新潟歴史双書 8 新潟の地名と歴史』新潟市、2004年3月31日。
- 『美しい新潟 - 総集編』新潟市総務局総務部広報課、1998年3月。



