バーンコー駅(バーンコーえき、タイ語: สถานีรถไฟบ้านเกาะ )は、タイ王国イーサーン地方ナコーンラーチャシーマー県ムアンナコーンラーチャシーマー郡にあるタイ国有鉄道東北本線の駅である。

概要

タイ国鉄東北本線は、ナコンラチャシーマ駅の東隣のタノンチラ駅で、ノーンカーイ方面とウボンラーチャターニー方面に分岐する。当駅はそのうちノーンカーイ方面側に位置している。

歴史

ウドーンターニーに向け路線延長工事中の1929年5月1日に、当駅を含むノーンスーン駅まで完成し中間駅として開業した。 複線化事業の進展に伴い、相対式ホームに更新された。ホームが従来にくらべ約60cmのかさ上げとなり、乗降に支障が生じたことから、車両側に対し改修が行われることとなった。

  • 1897年3月26日 【開業】クルンテープ駅 - アユタヤ駅 (71.08km)
  • 1897年5月1日 【開業】アユタヤ駅 - ケンコーイ駅 (54.02km)
  • 1898年3月3日 【開業】ケンコーイ駅 - ムワックレック駅 (27.20km)
  • 1899年5月25日 【開業】ムワックレック駅 - パークチョン駅 (27.63km)
  • 1900年12月21日 【開業】パークチョン駅 - ナコンラチャシーマ駅 (83.72km)
  • 1922年5月1日 【開業】ナコンラチャシーマ駅 - ターチャン駅 (21.75km)
  • 1929年5月1日 【開業】タノンチラ分岐駅 - ノーンスーン駅 (28.80km)

駅構造

対向式2面2線を備える地上駅である。通路で結ばれた西側の駅舎と十分な間隔を確保しており、将来は拡張して島式ホームに転用可能な構造になっている。

脚注

参考文献

  • 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』(京都大学学術出版会、2010年)ISBN 978-4-87698-848-8

関連項目

  • タイの鉄道駅一覧
  • タイ国有鉄道東北本線



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