堀内公園駅(ほりうちこうえんえき)は、愛知県安城市堀内町前山にある、名鉄西尾線の駅である。駅番号はGN04。また、駅名の由来となっている堀内公園の最寄駅でもある。

歴史

2006年(平成18年)4月に名鉄から当駅の廃止が示唆された。これは駅集中管理システムおよびストアードフェアシステム(トランパス)導入のため、駅施設整備費用の軽減を考慮したことによるもので、廃止対象とされた「1日当りの乗降客数が300人以下の駅」に当駅が該当していたためである。しかし、駅舎の改修費(全体で1億3千万円)を安城市が負担することと地元住民による署名活動により名鉄側が駅存続に合意したため、当駅の廃止は回避された。

年表

  • 1926年(大正15年)7月1日 - 碧海電気鉄道線の開通に際して碧海堀内駅(へきかいほりうちえき)として開業。
  • 1953年(昭和28年)5月18日 - 無人化。
  • 2007年(平成19年)
    • 11月8日 - 新駅舎完成。
    • 11月14日 - トランパス導入。
  • 2008年(平成20年)6月29日 - 駅名を堀内公園駅へ変更。
  • 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始。
  • 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。

駅構造

4両編成対応の単式1面1線のホームを持つ地上駅で、駅集中管理システム導入の無人駅。

以前は駅舎はなく直接ホームに入る形になっていたが、2007年度に駅集中管理システム導入の際に、駅舎の設置と駅周辺の整備が行われた。

駅施設としてのトイレは設置されていない。ただし、隣接する公園には公衆トイレが設置されており、男女別・ユニバーサル対応の水洗式。

のりば

配線図


利用状況

  • 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は486人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中263位、 西尾線・蒲郡線(23駅)中18位であった。
  • 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は276人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中303位、西尾線・蒲郡線(24駅)中22位であった。

『愛知県統計年鑑』『安城の統計』各号によると、年間および一日平均の乗降人員の推移は以下の通りである。

斜体の値は千人単位(千人未満四捨五入)
* 千人単位からの概算値

駅周辺

  • 堀内公園(駅に隣接)
  • 二子古墳(国指定史跡、前方後方墳)

隣の駅

名古屋鉄道
GN 西尾線
■特急・■急行
通過
■普通
碧海古井駅 (GN03) - 堀内公園駅 (GN04) - 桜井駅 (GN05)

脚注

関連項目

  • 日本の鉄道駅一覧

外部リンク

  • 堀内公園駅 - 名古屋鉄道

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