上田原(うえだはら)は、長野県上田市の地名。郵便番号は386-1102。
地理
上田市の川辺地区に属する。北は下之条、中之条、東は御所、南は神畑、西は築地に隣接する。東西に国道143号、上田電鉄別所線、北東から南西に県道上田丸子線が通じる。東部の倉升山麓に発達する扇状地と、産川、千曲川が形成する河岸段丘の上に立地する地形で、地名の由来となっている。国道・県道や別所線の駅を中心に住宅地や郊外型商業地が形成され、南部に月見ヶ丘団地、東部に長池公園団地がある。
歴史
中世は小県郡小泉荘の一部をなし、下之条に跨る一帯は天文17年(1548年)に起きた上田原の戦いの古戦場跡である。江戸時代は上田藩領。
沿革
- 明治22年(1889年)4月1日 町村制施行に及び小県郡の下之条村、上田原村、神畑村、築地村が合併し小県郡川辺村となり、その大字となる。
- 昭和29年(1954年)4月1日 小県郡|川辺村は、上田市に編入し、上田市上田原となった。
世帯数と人口
2019年(令和元年)12月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである。
人口の変遷
交通
- 上田電鉄別所線
- 赤坂上駅
- 上田原駅
施設
- 上田創造館
- 信州うえだ農業協同組合 川辺支所
- 上田原簡易郵便局
- 上田市立川辺小学校
- 上田南幼稚園
- バリューブックス本社
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。
脚注
参考文献
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会・竹内理三編『角川日本地名大辞典 20 長野県』角川書店、1990年7月18日。ISBN 4040012003
- 『日本歴史地名大系 20 長野県の地名』平凡社、1979年11月25日。ISBN 4582490204



